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虫歯予防は乳歯から

こんにちは。うちナースたけです。

梅雨入り前とは思えない暑さが続いたり、涼しくなったり

寒暖差で風邪など引いていませんか?

体も疲れて毎日ばたんきゅー…寝落ちしてしまい、自分も子どもも寝る前の歯みがき忘れてた!なんて言うこともありますよね。

 

わかっているけど、嫌がられると大変な仕上げ磨き… 

今日は虫歯予防のお話です。

 

6〜7歳から永久歯に生え変わる乳歯

どうせ生え変わるし、乳歯からケアしなくても大丈夫なんじゃないの?と思いがちですが、

乳歯の虫歯は進行が早く、見えないところで大きくなったり、広範囲に広がりやすく、

乳歯に虫歯が多くなると、

・しっかり噛めなくなる

・顎がしっかり発達せず、永久歯の生え方に影響する

・永久歯の歯並びが悪くなる

・唾液が足りず栄養の吸収が悪くなる

といったことがおこる可能性が高くなってしまうのです。

 

最初に歯医者さんを受診するのが「虫歯治療のとき」だと、歯医者さんに対するイメージがこわいものになってしまったり、暴れてしまい治療ができなくなることも多いので、

小さなうちから、歯科検診や歯磨き指導のためにかかりつけの歯医者さんを見つけ、にがて意識をなくしましょう☆

 

<虫歯予防のためにママパパができること Q&A >

①おやつは食べていいの?

 はい。

おやつは幼児にとっては食事の一つでもあります。

食べ方、食べるものを工夫して、楽しんで食べましょう♪

 

食事をすることによって酸性に傾いた口の中は、唾液の働きにより数十分かけて中性に戻ります。絶え間なく食べていると、酸性の時間が長くなり歯が溶けて虫歯になってしまいます。

おやつは時間を決めて摂ること。また、砂糖を含んでいない、もしくは自然の糖分で食べかすも残りにくいものを選ぶようにしましょう。

(おにぎり・せんべい・果物・芋類・ゼリーなど)

 

②仕上げみがきは寝る前だけでいいの?

 毎食後・寝る前に歯ブラシをもたせましょう。その後、仕上げみがきをします。

 

子供の頃からついた歯磨きの習慣は、大人まで続く習慣になります。

きちんと磨けていなくても自分で歯ブラシをもたせたり、鏡を見て磨くことが大切です。

 

③歯みがき粉は使った方がいいの?

 歯みがき粉に含まれているフッ素は、体に害がない程度の濃度に調整されており、つけていれば必ず虫歯が防げる、というものではありません。発泡剤入りのものは、泡だちすぎてしまって歯垢がきちんと落ちているか見にくくなるので避けましょう。

 歯みがき粉は使わずにしっかりみがき、フッ素ジェルだけ塗る方法もあるそうです。

 

 いろいろなところを磨くと磨きもれができやすいので、右下からなど順番を決めて、しっかり磨きましょう。

 

④夜寝る前に、哺乳瓶でミルクや牛乳を飲む習慣があるのですが・・・

 哺乳瓶で飲むことにより、前歯に虫歯ができやすくなります。

また、寝ている間に口の中で細菌が増えてしまい、虫歯の原因となります。コップを使って飲める練習をし、飲んだ後は歯みがきをするか、水やお茶を飲むように心がけましょう。

 

 

いかがでしょうか?

歯みがきや食事に関するQ&Aまだまだありそうですよね。

仕上げ磨きは、小学高学年になるまで毎日のこと。

歯のケアは一生モノ。

家族みんなで虫歯予防、頑張りましょう♪